青の祓魔師、青森編について

どうもりんねるです。

忘れないうちに書こうと思います。

今回は青の祓魔師、青森編(霧隠シュラ編)についてです。

りんねるは京都編までを読んでいましたが、最近漫画喫茶で続編を読み、小さな違和感からどんどん思想が偏向していくような感じを七不思議編以降から感じこのブログを書くことにしました。

【霧隠なのになぜ青森】
おかしいと思いませんでしたか霧隠シュラ編?
最初から霧隠という名字は決まっていましたよね。
霧隠とは霧隠の里、つまり三重県伊賀市の忍者の里とされる伊賀の里を指すはずなんです。

作中では『抜け忍が命知らずからがら逃げて青森にたどり着いた』とされていますが、三重県から青森まで?

作中の舞台となった十和田市青森県フリーメイソンロッジのある三沢市の隣です。

青森ならば恐山のイタコをキャラクターに持ってきそうなものですが。

京都編の時から背景をみる限り取材に行っているようですが、わざわざこの場所をチョイスする意味はなんなんでしょうか。

【本当にあった『辰子姫伝説』】
作中に登場する十和田湖、本当にありますし、十和田湖には『辰子姫伝説』というものが本当に存在します。

ただし、地元で言い伝えられている伝説とはほぼ違います。
合っているのは
・辰子の恋人、八郎太郎の名前
・若さに執着する
・三湖物語の一つ

というところのみで伝記脚色ではないんですよね。
不老不死をのぞんだ女の話です。

青森編の背景は十和田神社という十和田湖にある在する神社ですね。

じゃあなんで青森なのか
おそらく、青森十和田市から少し離れた新郷村にある

キリストの墓

を作者は見に行きたかったのではないでしょうか。

新郷村にはキリストの墓と言われているものがあり、イスラエルのものは身代わりという説があるそう。
イスラエルのキリストの墓の向かいにはフリーメイソンの目のマークがあると言われています。

また新郷村にはピラミッドのようなものがあると言われており、ピラミッドもカイロのものは目のマークが入っていると言われています。ヘブライ語民謡があるなんて話もありますね。

このように青森はフリーメイソン本部のあるイスラエルと関連が深いキリストの墓、フリーメイソンロッジがある場所です。

【京都編のなぜ】
なぜ関西弁の三人組の出身地が京都になったのでしょうか。最初は純粋に寺が多いからかと思ってました。滋賀県比叡山でも良さそうですよね。

しかし舞台の場所は金剛峯寺金剛峯寺空海が開いた真言密教聖地です。
そして空海といえば前回も書いた悪魔信仰です。

悪魔信仰と言えばイルミナティイルミナティに入団したキャラクターは京都の金剛峯寺の宗派の息子志摩ですね。

このように青の祓魔師という漫画、悪魔の仔を主人公にし、アニメ化して社会的な影響があるため、なんらかの狙いをもってストーリー展開しているのではないでしょうか。

そして2011年のアニメ化から6年もの時をへての再アニメ化(しかも京都編から)、アニメ終了後も連載が続いた点、内容が大変練られていて話の進め方余裕が見られる点(打ちきりを想定していたら伏線がありすぎる)、連載継続に関して自信が伺えます。


アニメ主題歌のウーバーワールド、ボーカルが一度逮捕されているのにアニメの主題歌を続投はありえないと思うのですが。

そのへんも次回は掘り下げたいです。

青の祓魔師を久しぶりに読んだら大変なことになっていた2

こんばんは。
眠れないりんねるです。

最初久しぶりに青の祓魔師をまた読みだしたらどうにも宗教色が強くなっていたのでまた書いていきたいと思います。

りんねるはアニメ一期開始当初学生で京都編までしか読んでいませんでしたが最近数年ぶりに漫画喫茶で続編を読み、二年程前某宗教団体に家族をとられた身分としてかなり苦しい描写があり書くことにしました。

何をこの漫画は伝えたいのか、私の考察はあっているのでしょうか。

【出雲編、悪魔信仰について】

舞台は神木出雲の出身地、島根県出雲市
台詞にもありましたが『故郷に連れ去られる』わけです。
この時点で違和感があるわけですが
出雲大社の稲荷(フィクションにするためなのか旧表示稲生で作品では登場している)神社ってなんなのって話から。


稲荷神社は悪魔信仰(詳しくは空海に関するサイトなどをご覧ください。)と言われている神社です。
出雲編中に九狐の説明にダッキが載っていたり、稲荷はチベット仏教で教祖と交わる女性を指したりたぶらかしを意味する(おおざっぱな説明ですが)と。

悪魔信仰の神社の登場。
悪魔(サタンの仔)が主人公の漫画ですから不自然ではないですが、考えた人はキャラクター設定がめちゃめちゃ凝ってますね。

出雲大社伊勢神宮~公式が出雲と志摩推しな理由背景~】

伊勢神宮について

『伊勢」の由来となった「伊勢都 彦命(イセツヒコ)」という神の別名でが「出雲健子命(イヅモタケコ)」という別 名もあるとされます。そのため、伊勢神宮は出雲系の神であることが分かります。
ことから、志摩と出雲を繋ぐ神であるとも考え られます。』
つまり作中の二人は何を指すかってことです。

出雲大社伊勢神宮は繋がりのある神社とされており、志摩が入ったイルミナティの母体組織フリーメイソンの本部があるイスラエルの国旗と同じ

六茫星 のマークがあるのが伊勢神宮なわけです。

伊勢といえばなんでしょうか。
伊勢志摩じゃないですか?

伊勢志摩といえば最近ありましたよね『伊勢志摩サミット』

このサミットを影で操っていたのがイルミナティと言われています。
作中で出雲と志摩がカップリング推しされている理由は伊勢志摩サミットをさしていたのではと邪推してしまいますね。


【仏と神のが出会う国、日本】
前回出雲と志摩の子供が生まれたらについて少し書きました。

作中でこの二人が好意を持ち始めるような描写があり、同人誌も出ているようです。

神社の巫女(出雲)と寺の息子(志摩)が恋に落ちる、
つまり仏(志摩)と神(出雲)が出会うことについてかかれています。

これは仏と神(神社と寺が混在する)が出会う国、つまり日本を指しているのではと思います。

青の祓魔師を久しぶりに読んだら大変なことになっていた

ちょうどアニメ一期の時期に京都編を読んでいたりんねるです。

七不思議編が箸休めに近いライトな内容で読まなくっていて、先日漫画喫茶でたまたま続編を読んだら全巻買い直してしまいました。

特筆すべきは加藤先生のストーリー構成。
京都編前のアニメーション化されている話は確かにポップで学生向けですが、京都編以降、レベルが違います。

当時学生だった人達は皆社会人、中でも人生の中で宗教に関わることがあった読者ははっとする内容です。

【出雲編のイルミナティの描き方について】
ほぼそのままあのイルミナティですね。

加藤和恵先生、映画『天使と悪魔』『ダヴィンチ・コード』、海外ドラマ『ウォーキング・デッド』にはまってたんだなと思いました。

総帥は梟の仮面をかぶっています。

出雲が連れ去られた研究所に関して『献体が三体しかないのに扱いがぞんざい』という感想を見ましたがこの研究所のモデルは非人道的な人体実験をしていたとされるイルミナティの『ダヴィストック研究所』。

食べ物で観光客を『洗脳』しているという描写もありました。

出雲の出身地島根県が舞台ですが、島根出雲国といえば日ユ同祖論のある地。

出雲の家は古い家柄ですので祖先がヘブライの民族でイルミナティと関わりの深い人間の可能性もありますよね。

【巫女としての出雲】

おそらく伏線になるのが神木出雲の献体適合率が『一年前から大幅に下がり、狐の加護を受けていない、一般人レベル』ということ。

出雲編話の流れとしては話が複雑になっているのでなくても良かったんじゃないかと思われる部分です。

この一年で描かれてない彼女の身体的な変化があったということしかわからないんですよね。

研究所で検査から逃げた出雲を志摩が連れ戻した際他の警備団員から
『俺たちが見つければ俺たちが遊んでやったのに』
という台詞があり、非人道的人体実験施設という設定と、イルミナティは男性だけの組織ですので、被験者、献体に対する薬物投与前の性暴力が横行しているということを匂わせるもの(少年誌ですのでそんなものは当然おおっぴらには描けませんが)なのかなと思います。

志摩はそれを感じ取った上で出雲を一番に見つけるよう警備を抜けたように見えます。

出雲の母親、玉雲は子供(本家宮司との子)を生んでからもつとめを果たしていたのでおそらく処女であることや初潮など女性が霊力が落ちると言われていることとは関係がなさそうと思ったのですが

玉雲は本家宮司との間に子を儲けたから力が落ちなかっただけで血筋、力のある者との交配ならば能力が落ちないってことなのかもですね。

そうなると出雲を最初から写真を見せられて半年監視していた志摩ですよね。

メアドは何回聞いてもおしえてもらえなかったという描写がありますが(工作員としては最悪)京都編後番外編で出雲をデートに誘ったり、京都編ラストオフの1日では出雲を京都稲荷へ案内したり
着実に距離を詰めてます。

ダンスパーティー前に出雲を連れ去る予定なら誘わなくてもいいわけですし。

イルミナティが長い目で関係を見ていないわけがないので

志摩はイルミナティに入って出雲に好意を持つよう洗脳されて、
ゆくゆくはイルミナティは京都の金剛峯寺を継ぐ宗派でヤマンタカを遣える志摩と島根稲荷の巫女出雲の間に子供を作らせる気なんじゃ!?

と深読みしてしまいました。血筋としては二人の子供ならかなり強いの神児です。

【志摩家の疑問】
五男一女で、長男は勝呂と志摩を助けて青い夜に死んだとされています。

おそらくこれが伏線で、志摩は『子供の頃から』ヤマンタカを遣えていたという描写がありますが『生まれてから』ではないんですよね。

寺の後取りは長男のはずですから、長男が継いでいたヤマンタカを青い夜に一番年の離れた末子の志摩が受け継いだということなんでしょうか


ワンピース(Dの意思)などフリーメイソン関連の描写のある漫画を出している集英社が版元ですが、ここまでイルミナティの不死の実験に関して描いているものはあまりないので今後が楽しみです。